国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

解説「ICCの機構─①a予審裁判部」(2011.04.09更新)

ICCの機構─予審裁判部門(The Pre-Trial Division) www.icc-cpi.int 以下は、旧ICC公式サイトでの「予審裁判部門(Pre-Trial Division)」の説明をJNICC勝見が独自に翻訳したものを、外務省の正訳公開に伴い新たに再編成したものです。この部門に関す…

解説「ICCの機構─①裁判部」(2011.04.09更新)

ICCの機構─裁判部(The Chambers) www.icc-cpi.int 以下は、旧ICC公式サイトでの「裁判部(Chambers)」の説明をJNICC勝見が独自に翻訳したものを、外務省の正訳公開に伴い新たに再編成したものです。この部門に関する厳密な規定については、ローマ規程…

解説「ICCの機構─概要」(2007.04.01更新)

ICCの機構─概要(Organs of the Court) www.icc-cpi.int 以下は、旧ICC公式サイトでの「Organs of the Court(ICCの機構)」の説明をJNICC勝見が独自に翻訳したものを、外務省の正訳公開に伴い新たに再編成したものです。各部門に関する厳密な規定に…

【コンゴ】ICCの予審法廷の働き(2006.04.10更新)

ICC予審法廷の基本的な働きの総括 今月の17日、コンゴ民主共和国(DRC)の武装勢力「コンゴ愛国者同盟」の指導者とされるトマス・ルバンガ容疑者が戦争犯罪の容疑で同国の治安当局によって逮捕され、ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に移送されたこと…

リンク:ICCの訴追案件①コンゴ(2006.03.29)

ICCによるコンゴ民主共和国の訴追案件に関する総合報道リンク集 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/congokyo/image/map.gif コンゴ共和国(出典:外務省) 最近1週間の報道から(2006年3月中旬から) 〔海外〕 19日 (米ニューヨークタイムズ)「Warlord H…

【所感】中国で開かれたICCアジア地域専門家会議について(2006.03.24)

写真:これまでの中でも特大級の会議用バナー。バックの滝は貴州省名物だそうです。 皆さん、お久しぶりです。 一昨日22日の夜、無事、中国貴州省の貴陽より帰国いたしました。 以下は、昨日JNICC内部の会員制メーリングリストに私が送った帰国第一報の抜粋…

【ハーグ】ICTYのミロシェビッチ被告死去の影響(2006.03.13)

裁判打ち切りと予算縮小の関連性─そして日本の批准促進の可能性 昨日11日未明、旧ユーゴ国際戦犯法廷(ICTY:International Criminal Tribunal for former Yugoslavia)の拘置所で戦犯容疑で公判中だったミロシェビッチ元セルビア大統領が死去されたニュース…

【速報】中国北京師範大学からの公式招待状─訳文(2006.03.06)

※以下は、本日中国の北京師範大学のXiumei教授より届いた公式招待状の粗訳です。時間の都合上、非常に粗い翻訳となってしまいましたが、私も今回の招待状で初めて主催者が誰なのかを把握した次第ですので、この招待状から中国での運動がいかに活発になってい…

【和訳】「非常事態宣言に関するフィリピン人権擁護者連合の声明文」(2006.02.24)

政府宣言1017号にノーを! 2005年2月24日 フェルディナンド・マルコスの圧制を終わらせたピープルパワー革命の20周年を祝うこの日、マラカナンの強奪者により国家非常事態宣言が出されたことは皮肉であるというほかありません。グロリア・マカパガル・アロヨ…

【続報】フィリピン:現地同志から返信!─訳文(2006.02.27)

お待たせしました。現地フィリピンのCICC関係者から貰った返信の訳文です。 新聞で報道されないフィリピンの生の現状が伝われるかと思います。 以下がその訳文です。 ○○さんへ 心配してくれて本当にありがとう。こちらの状況はかなり緊迫しています。 フィリ…