国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

平和・五行歌(11)─ so_what108さん作(2007.09.20)

絶望の淵に 身を横たえた人だけが本当の救いと 希望の光を見ることができるのかもしれない

カンボジア:特別法廷が旧ポル・ポト派幹部4名を起訴

日本から外務省の野口元郎検事が判事として参加している(「ICC語録」でも紹介)カンボジアの特別法廷(ECCC)において、被告として裁かれる見通しの立った旧ポル・ポト派の主要な幹部の一覧が明らかにされました。Yahoo!ブログの新機能により、上記記事のリ…

【テロ特措法】新安保理決議起草の動きは民主党の勝利といえるか

本日付けの報道によると、テロ特措法の延長をめぐり、国連安保理において、日本の海上自衛隊が参加するOEF-MIO(海上阻止行動)についてこれを「容認」する決議を起草する動きが表面化しています(19日、日経)。私はこの一見外交上の「成果」を、「政治」と…

インドネシア:最高裁がアジア有力誌に名誉毀損で賠償金支払を命令

以前、犬塚議員を取材したRSF(国境なき記者団)の、ミシェール・テマン(Michel Teman)氏より、以下の記事が届きました。これは、国際司法の“発展”よりは“後退”を示す記事なのですが、これが世界の現状なのでそのままお伝えします。まずは原文を転載し、要…

【テロ特措法】延長反対で陸自の危険度が増す?

『テロ特措法延長反対で陸自の危険度が増す』 と題されたフォーサイト2007年9月号の記事に以下のような記述がありました。 ではなぜ、同法が期限切れで廃止されると、陸自に犠牲者が出るというのか。防衛省幹部は「自衛隊の海外活動は航空自衛隊のイラク空輸…

【日報】(下)世界連邦運動の世界大会出席報告

式典の会場、モントルーのスイス・マジェスティックにて集合写真(全員ではありません) 30日の午後、ジュネーヴから3時間の道をツアーバスに揺られながら古都モントルーへと向かいました。モントルーはWFM所縁の土地で、60年前のちょうど同じ月に、WFM…

【日報】(中)世界連邦運動の世界大会出席報告

2日目午後のシンポジウム会場となったパレ・デ・ナシオン(元国際連盟跡) 2日目の午後は、60周年記念ならではの記念行事が待っていました。ジュネーヴといえば、欧州の国連本部がある街でもあります。せっかくジュネーヴで大会を開くのですから、ぜひ欧…

【日報】(上)世界連邦運動の世界大会出席報告

大会初日、代議員として初めて参加した本会議にて(後ろの外国人はビルではありません) 2007年8月26日~31日まで、ジュネーヴで開かれた世界連邦運動(WFM)の世界大会(World Congress)に参加してきました。前回開かれたのは5年前の4月で、思えばそのとき…