国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【報告】ハーグICC締約国会議、間もなく閉幕(現地時間2006.11.29)

23日の全体会議で演説を行う日本の小町駐オランダ大使 日本政府、2007年加入の意志を明確に表明 (ハーグ 29日)日本の小町恭士(きょうじ)政府代表は23日、オランダのハーグで開かれている国際刑事裁判所(ICC)の締約国会議(ASP)の全体会合でのステートメ…

【コンゴ】OTPのリリースにハーグ市ポータルの詳細情報を補足

ハーグ行きを近日に控えてハーグ市のことをインターネットで調べていたところ、ハーグ市の公式ポータルサイト(一部日本語での閲覧可)で、国際刑事裁判所(ICC)の動きをつぶさに追っている「平和と法の街」という英語セクションを見つけました。これか…

【公開】中国アジア会合('06/03)とハーグASP('04/09)の内部報告書

今年3月に中国貴陽市で開かれたアジア地域国際会議での集合写真 過去の海外国際会議への出張報告書を公開 法政大学国際法研究会での、国際刑事裁判所(ICC)と日本のかかわりに関する講演原稿(と全素性)の公開にあたり、これまでJNICC内部向け報告書として…

お知らせ:JNICC勝見、ハーグ締約国会議に出席(2006.11.22~12.01)

JNICC勝見、日本のNGO代表としてハーグでのICC締約国会議に臨む またハーグ締約国会議の季節が巡ってきました。前回のJNICC定例会合で私が出席することが決まったので、今年は私が日本のNGO代表として行って参ります(前回は、留学先のフローニンゲン大学か…

【報道】7日の朝日のICC特集記事の紙面切り抜き

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【コンゴ】ICC検察官、ルバンガ氏訴追に関する証拠を提出(訳)

ICC初の公判となるか、検察官がルバンガ氏訴追に関する証拠を提出 オランダ、ハーグ 2006年11月9日 ICC-OTP-20061109-178-En 予備審問:児童徴兵の罪で武装勢力指導者に対する裁判実施の是非を決定 対象名: コンゴ民主共和国 案件名: 検察官対トマ・ルバ…

【コンゴ】予審法廷、予備審問で公判実施の是非を判断

ICC初の公判となるか、検察官がルバンガ氏訴追に関する証拠を提出 9日付けの国際刑事裁判所(ICC)検察局のプレスリリースによると、ICCの予審法廷は2006年11月9日、コンゴ民主共和国(DRC)の武装勢力指導者、トマ・ルバンガ被疑者に対する公判…

【原稿】法政大学国際法研究会での講演原稿とスライド

法政での講演原稿とスライドを公開 2006年11月4日、法政大学国際法研究会の招きで、同研究会の年次学術研究発表会、Academic Forum 2006の特別企画『日本の国際刑事裁判所加盟を考える』において、私、JNICC勝見がゲスト講師として行った講演『国際司法の発…

【クウェート】神学校生徒の無差別殺戮でパキスタン政府の訴追を検討

中東アラブのICC非締約国であるクウェートから、パキスタン政府をICCに訴追する話が持ち上がっています。以下は記事の要約です。 4日付けのクウェート発アラブニュース(サウジアラビア)によると、国際イスラム人権委員会(International Islamic Co…

【語録】現役ICC幹部の言葉(3)─ICC予審裁判部部長

ICCは個々の犯罪を扱う裁判所ではない ICCは個人を裁く裁判所ではあるが、ICCが扱う犯罪は個人が犯した個々の罪ではなく、大規模かつ体系的に行われた犯罪の構成員としての個人がその対象として裁かれる裁判所なのである。 国際刑事裁判所 予審裁判…