国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【テロ特措法Q&A】政府新法への疑問について(1)

以下は、本ブログのゲストブックでの一連の質問に対する私なりの見解をまとめたものです。 かんすけさんより Q1: 決議1776には「海上阻止部隊を含むISAF及びOEF同盟への多数の国家の貢献に対し謝意を表明し、」とありますが、ロシアは棄権しています…

〔07年終盤〕国際刑事裁判所の発足後の歴史(2008.01.07)

国際刑事裁判所(ICC)の世界の現在 (2007年終盤) 8月 ・31日、国連総会にて、国際刑事裁判所に関する第三次報告(2006年8月~2007年9月度)が行われる。報告では、期間中4つの案件に取り組み、検察官がその全ての案件について捜査を行ったこと、2007年5月…

お詫びと訂正

トーマス・ルバンガ→トマ・ルバンガへ訂正 コンゴ民主共和国の案件で国際刑事裁判所(ICC)により起訴・拘留され、公判を控えている同国出身のThomas Lubanga被疑者の氏名について、これまで当ブログ及びWikipediaにおいて、その邦訳を「トーマス・ルバンガ…

ご案内:テロ特措法・新法の概要を公開

テロ特措法延長問題の議論は昨日17日夜、福田内閣の新法の国会提出により次の次元へと差し掛かりました。新法が提出されたことにより、旧法の延長に関する審議は停止され、今後は新法の内容に関する審議が起こるものと予想されます。 民主党は本日早速、外交…

ご案内:アムネスティがICCシンポジウムを主催

アムネスティが国際刑事裁判所に関するシンポジウムを開催 今朝知ったばかりなのですが、明日が10月13日(土)、東京の明治学院大学にてアムネスティ日本主催のシンポジウムが開かれます。テーマはずばり、『日本の国際刑事裁判所加入の意義』です。 パネル・…

お知らせ:本日より一部記事をファンのみ閲覧可とします。

国会論戦を控えての事前策ですので何卒ご理解ください。 尚、Yahoo!ブログユーザーであれば、ファン登録すれば閲覧・投稿が可能です。 設置当初より、当ブログは以下を基本方針としておりますのでこの方針に基づいた行動とご解釈ください。 情報の取扱いに関…

【テロ特措法Q&A】小沢代表の発言の矛盾について(2)

以下は、本ブログでの一連の質問に対する私なりの見解をまとめたものです。 Q2: 今日の朝日新聞の社説の一部です。 =========================================== ただし、論文にはいくつか基本的な疑問がある。 まず、国連のお墨付きがあれば武力行使に…

【テロ特措法Q&A】小沢代表の発言の矛盾について(1)

以下は、本ブログでの一連の質問に対する私なりの見解をまとめたものです。 Q1: 民主党のホームページに以下の記事があります。 『小沢一郎代表 テロとの戦いの疑問に答える』 この中の発言で、それぞれ別の質問への答えですが以下のようにあります。 ①憲…

【声明】国際刑事裁判所への加入を祝す犬塚からの声明

10月1日の日本ICC加入を受けて、犬塚議員も個人声明を出しました。 公式サイトでは参照リンク付きでご覧になれますがこちらにもテキストを転記します。 ICC国際刑事裁判所への加入を祝して 2007年10月1日 本日2007年10月1日、ついに日本がICC国際刑事裁判所…

【声明】国際刑事裁判所ローマ規程の国内発効を祝して

本日2007年10月1日、国際刑事裁判所ローマ規程、同協力法ならびに各種関連政令及び規則が、国内において発効しました。個人の有志でつくる国際刑事裁判所問題日本ネットワーク(JNICC)はこの事実を祝し、声明を各報道関係者に向けて発表しました。以下は、…

日本のICC加入を記念してICTYのドキュメンタリーを公開

クリスチャン・トゥデイ紙によると、日本の加入を記念してアップリンク社配給でICTY(旧ユーゴ国際刑事法廷)に関するドキュメンタリー映画『カルラのリスト』が11月から封切られます。 実はJNICCでは、ICCに関する背景情報の提供や字幕監修などにおいて、水…

【報道】スクラップ:30日付の朝日新聞の記事

日本が国際刑事裁判所に加盟へ 105カ国目 1日から 2007年09月30日20時23分 日本は1日、戦争犯罪などを裁く国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)に加盟し、ICC設立条約の105番目の締約国になる。最大拠出国として全体の22%にあたる年約…

平和・五行歌(12)─so_what108さん作(2007.10.01)

軍政権の 腐臭漂うアジアの国で銃弾に 倒れし後も カメラ放さず 長井さんのご冥福を祈ります。

ICC・五行歌(10)─JNICC勝見(2007.10.01)

ついにこの日を迎えられたのに その直前に同胞の命が奪われた 手放しでは喜べないこの日 日本はICCの一員となった アジアに秩序を取り戻す為に