テロ特措法延長問題の議論は昨日17日夜、福田内閣の新法の国会提出により次の次元へと差し掛かりました。新法が提出されたことにより、旧法の延長に関する審議は停止され、今後は新法の内容に関する審議が起こるものと予想されます。 民主党は本日早速、外交防衛の部門会議にて新法に関するヒアリングを実施し、その内容について関係各省庁の説明を受けました。説明の模様はマスコミにも公開されていたため、マスコミも党と同様の資料を入手しています。しかし、この情報が政府公式サイトなどで公開されるのには時間がかかると思われます。ひとつには、審議中の法案についてその全容を公開する義務を、内閣法の所管部門である内閣官房が持たないことにあります。さらに、その全内容がマスコミによって明らかにされるのにも、日々の報道に追われているため時間がかかるものと思われます。 そこで、当事務所では今後、部門会議などでマスコミにも公開される類の情報については、一般開示の許可が下りていると捉え、いちはやく一般の目に触れられるよう、得られた情報をありのままの姿で即時公開することに致しました。 以下はその第一弾として、旧テロ特措法に換わる新法について、その概要を示した内閣官房提出の国会資料です。一般の国民の皆様が、国会と歩を揃えて議論できることを願い、以下公開させて頂きます。 今後のネット内等での議論にお役立てください。