2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
実行計画まで練りあがったところで、「アフガン東京平和の再構築会議」を招集します。そして事前の外交上の根回しで、会議の意図がアフガンの平和再構築であり、アフガンに平和が定着していないことを自他共(アフガンと国際社会)にあらかじめ認めさせたう…
日本の能力の査定《7. 検証》 紛争において、日本の実際の外交能力というものは、これまで十分に発揮されてきたとはいえません。アジア各地において、停戦後のPKO派遣(東ティモール、ゴラン高原)や司法整備支援(カンボジア)、平和構築支援(スリランカ)…
VI.日本が実施する具体策:和平推進と治安回復 過去の貢献内容の総括《6. 再評価》 アフガニスタンの国情にまったく影響しない給油活動については、いまさら総括をするまでもありませんが、これまで日本は、アフガンの平和構築について、その限られた人的・…
以下は、10月下旬の段階まで作成していて途中で書くのを止めた「日本の採るべき選択は二者択一なのか」の第二部です。幻の原稿となり公開されない予定でしたが、法案の提出が決まったので当時の私案として、ファン限定ですがあくまで私案として公開できる流…
日本では産経しか報じていないようですが、米国のアフガン政策の見直しのニュースは全世界を駆け巡っており、重大な関心事となっているようです。これが「当事者意識」を持つマスコミの捉え方なのでしょう。以下は、現在把握している世界各地での報道です。G…
国際刑事裁判所と国連が直面するダルフールの課題 原著:JOHN HEILPRIN、AP通信記者 訳・再編:JNICC勝見 (国連 2日)国際刑事裁判所(ICC)は、2週間に渡るその定例締約国会議の幕が開けた瞬間から、その信頼性を問われる局面を迎えていた。紛争に荒れるス…
以下は、国際刑事裁判所(ICC)が抱えるダルフール事態の案件について、ニューヨークでの締約国会議の冒頭でバンキムン国連事務総長が行う予定のスピーチを取り上げたAP通信の記事です。 ダルフールの案件は、ICCのモレノオカンポ検察官による国連安保理での…
作業部会の討論終了後に声明を読み上げる各NGO代表(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
別室で行われた締約国政府主催の広報活動に関する公聴会の模様(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
(上)ウガンダ政府代表(法務大臣)によるプレゼン (下)検討会議に関する作業部会の様子 (於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
協議後に空になった(撮影許可が下りた)国連安保理会議室(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
米国連協会主催の米国の反ICC政策に関するNGO意見交換会(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
ランチ・ミーティングとなった非公式会合で説明を行う日本政府代表(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
NGOにも公開された作業部会で日本が発言している場面(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
別室での事態指定国政府らとの非公式会合の模様(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
ICCは国際刑事裁判システムの中核的な存在である "The ICC has already established itself as a centerpiece of a system of international criminal justice." 「国際刑事裁判所は既に、国際刑事裁判制度の中核としてその存在を確立している」 潘基文国連…
一般討論で声明を読み上げる中山泰秀外務大臣政務官(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
本会議冒頭、パネルの中心で声明を読み上げる潘基文国連事務総長(於・第6回国際刑事裁判所締約国会議)
会議開始前の会場の様子 斎賀氏が国際刑事裁判所の裁判官にトップ当選 2007年12月01日10時20分 戦争犯罪などを裁く国際刑事裁判所(ICC、本部=オランダ・ハーグ)の裁判官補欠選挙が30日、国連本部で行われ、日本の斎賀富美子・人権担当大使が立候補し…