国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

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【報道】スクラップ:30日付の朝日新聞の記事

日本が国際刑事裁判所に加盟へ 105カ国目 1日から

2007年09月30日20時23分

 日本は1日、戦争犯罪などを裁く国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)に加盟し、ICC設立条約の105番目の締約国になる。最大拠出国として全体の22%にあたる年約30億円を負担。12月の裁判官補欠選では斎賀富美子・人権担当大使を擁立するなど、人的貢献もめざす。

 ICCは戦争犯罪や集団殺害などの深刻な罪を犯した個人を裁く初の常設国際法廷。独立した権限を持つ検察官が所属し、捜査・起訴の権限を持つ。二審制で、最も重い刑は終身拘禁刑。現在、4件の「事態」が付託されている。

 ICC加盟国の3分の2は欧州やアフリカが占め、米国やロシア、中国、インド、多くの東南アジア諸国などが加わっていない。日本の加盟がこうした国の仲間入りに向けた呼び水になる期待もある。
2007年9月30日の記事より


世界の期待が日本に重くのしかかっています。