世界での動き
事実上の「戒厳令」下にあるフィリピン市民(同志からの報告) 国内でもこの件について続々と続報が入ってきていますが、メーリングリストを介して現地マニラ中心地の法律事務所で働く同志とつい先ほど(3:03 pm)連絡がとれたので現地の生の情報を皆さんに…
新たな暴行疑惑の発覚で試練の時を迎える英軍法制度 今朝テレビのニュースで知りましたが、イラク駐留英軍兵士によるイラク人暴行の現場のビデオ映像を英大衆紙News of the World(以下、NoW紙)が入手し、その映像の写真が新聞に掲載されてイギリス全土…
同じくGetting our Acts together - 英国防省プレスリリースより 軍隊法改正法案成立への道筋 A major question, of course, is whether this potentially far-reaching plan will progress through Parliament without substantial alteration. Certainly t…
陸海空三軍の指揮系統と法体系を一本化 Getting our Acts together - 英国防省プレスリリースより、続き 分野別改正の要旨:即決裁判、軍法会議、是正の権利 即決裁判 1. Summary justice The responsibility of commanding officers to dispense summary ju…
陸海空三軍の指揮系統と法体系を一本化 Getting our Acts together - 英国防省プレスリリースより、続き 現行の法体系の長所と短所 The current system works well--it enables outcomes to be reached effectively and fairly, with the results readily ap…
英国国防省サイトで偶然、ICCに大きく関連する長大な記事を見つけました。メディアを介さない英国政府の公式プレスリリース(※)なので情報の信頼性はきわめて高いです。概要としては、 「昨年12月中に改正軍隊法(Armed Forces Bill)が英国議会に提出…
26日の共同の速報と似た内容だが本質の全く異なる速報がCNNから流れていることがわかりました。それによると、フセイン元大統領の弁護団は米ブッシュ大統領や英ブレア首相に対する提訴を予定しているが、それは「侵略の罪」についてであり、さらに20…
カイロ発共同通信によると、イラクで公判中のフセイン元大統領が米英両首脳を戦争犯罪の罪でICCに提訴する意向であるとのことです。 旧米CPA(暫定統治局)の意向を強く受けて発足したイラクの特別戦犯法廷では、イラクの元フセイン大統領が80年代に…
新年早々、とても残念なニュースが飛び込んできました。 9日付けのロイター通信によると、ヨルダン議会は8日(日曜)、国際人道上の重大な罪に違反した罪の疑いでの米国籍保有者の引渡しを拒否する米国との二国間免責協定(BIA)を批准した模様です。 …
昨年中のニュースですが、昨年10月末に100カ国目のICC加盟国となったメキシコが、同月中に米国との二国間免責協定(BIA)※1の署名を拒否したという報道がありました。このBIAの拒否には、小国には大きなリスクが伴い、国際司法コミュニティは…