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【活動】犬塚議員、参院予算委員会で原爆訴訟問題を追求(2007.03.27)

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          (本日国会前で配られた『東京行動ニュース』(27日号)のビラ全文─クリックで拡大)

民主党の犬塚議員、参院予算委員会原爆症訴訟問題について質問

 26日(月曜)午前の参院予算委員会で、犬塚直史議員(当事務所では議員を「先生」とは呼ばず「さん」付けあるいは対外的には「議員」と呼びます)が原爆症集団訴訟のその後の政府のフォローについて質問を行いました。与えられた時間は10分で、しかも前の質問が長引いて時間がなくなっていたので、正味7分くらいの質疑となりました。このときに使われたパネルが、国政においては私の秘書としての初仕事の結晶でした。パネルは全部で5枚作成したのですが、時間がないため全部を使うことはできませんでした。でも議員は、与えられた限られた時間をうまく使って、3枚まで使い切ってくださいました。その中に質問のコアとなるものが入っていたので、私としては満足でした。
 問題の質問の内容は、安倍総理大臣や柳沢厚生労働大臣に向けられたもので、今回の集団訴訟の勝訴判決を受けて、改めて政府側に原爆症と認定されている人、されていない人、被爆体験者、被曝者についての理解を深め、相応の対応を求めるものでした。質問の核心は最後に持ってこられ、米国での戦時中に広島・長崎に駐留した退役軍人に対する放射線被曝の補償措置などを例に、日本国内でも同様の措置を早期に実施するよう政府首脳に理解を求めました。
 あまりに短い質疑時間だったので、どれほどの成果があったかはわかりませんが、本日傍聴にこられた訴訟の原告団の方々には大いに勇気を与えるものだったのではないかと思います。こうした国政のプロセスに自分も少し関与できたこと、ひじょうに嬉しく光栄に思っています。
 予算委員会の模様はインターネットでも中継されましたが、過去の中継を検索して視聴することも可能です。詳しくは「参議院インターネット審議中継」サイトをご覧ください。議員が質問された会議は、参院予算会議で、質問時間は11:50~12:00くらいまでの間でした。

※本記事のミラーサイト版では「議員秘書のささやき」と題して五行歌を綴っています。五行歌をご覧になりたい方はミラーサイトに是非お越し下さい。