国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

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解説「ASPの機構─①b 被害者信託基金理事会」(2007.02.07更新)

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現職理事の面々:左から、Robinson元大統領閣下、Veil国務大臣閣下、Mazowiecki元首相閣下、Desmond Tutu名誉大主教(写真提供:ICC-CPI)

ASPの機構─被害者信託基金(VTF)理事会(Board of Directors of the Trust Fund for Victims)

以下は、ASP(締約国会議)の決議によって設立された機構被害者信託基金(Trust Fund for Victims)についてのICC公式サイトでの関連組織をJNICC勝見が独自に翻訳し、再編成したものです。

被害者信託基金理事会(Board of Directors of the Victims Trust Fund)とは
VTF理事会は、高い人徳を持つと判断される5名のメンバーから構成され、3年間の任期で締約国会議により選出されます。再選は1度しか認められず、各メンバーは個人の資格において、善意に基づいて職務を果たすことになります。理事会メンバーは、少なくとも年に1回、オランダ、ハーグのICC本部で会合を開きます。

理事会は、それぞれの地域を代表する以下の5名から構成されています。

Tadeusz Mazowiecki元首相閣下(ポーランド、東欧枠)
Simone Veil国務大臣閣下(フランス、西欧枠)
Desmond Tutu名誉大主教南アフリカ、アフリカ枠)
Arthur Napoleon Raymond Robinson元大統領閣下(トリニダード・トバゴ中南米枠)
※1
Bulgaa Altangerel元国連全権大使(モンゴル共和国、アジア枠)※2

※1: Robinson理事は、2005年9月に辞任したコスタリカのOscar Arias S??nchez理事(現職大統領)に代わり、全会一致で2006年5月16日に選出されました。アジア枠は任期切れのヨルダンのRania Al-Abdullah女王陛下に代わる候補者がなく、また陛下が留任を希望されなかった為、2007年2月まで空席となっていました。

※2: Altangerel理事は、2007年1月29~2月1日の間に開かれた第五回締約国会議の再開協議で、アジア枠唯一の推薦ということでコンセンサスによる支持を得てアジア代表として選出されました。理事の任期は2006年12月1日から3年となります。