国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

2006-04-07から1日間の記事一覧

【語録】ICC運動家の言葉(1)─ミャンマー

正義と平和の両立の難しさ 平和の目的とは、全体の安定を得ることにある。 正義の目的とは、個人の権利の保護や被害者の救済にあり、 長期に渡ってこれらを継続することにある。 しかし、平和のために正義を犠牲にするようなことがあってはならない。 (We c…

【語録】現役ICC幹部の言葉(1)─ICC主席検察官

ICCが目指す理想の形 ICCの本来の目的は、各国自身による重大犯罪の処罰を促進し、 同時にICCの存在がその種の犯罪の抑止力となることである。 究極的にはICCが扱う事件が1件もなくなることが理想だ。 国際刑事裁判所 主席検察官 ルイス・モレ…

【語録】現役官僚からの提言(2)─外務省国際法局付検事

日本が国際刑事裁判所(ICC)に主体的に参加するための形 第一の形 資金面の拠出 我が国の分担率は国連通常分担率に関して定められた一カ国の分担率の上限である22%に達し、現在訳18%のドイツを抜いて最大拠出国となる。大国の多くが未加盟のため予算面…

【語録】現役官僚からの提言(1)─外務省国際法局付検事

日本が国際刑事裁判所(ICC)に加盟する意義 第一の意義 第一の意義は、不処罰の文化を許さないという決意を国際社会に対して明確に表明することである。法治国家を自任し武力による紛争解決を拒絶する我が国として、ICCに加盟することはごく自然な行動で…

第6回「自民党有志によるICC勉強会」報告(2006.03.14)

議連結成を決意した勉強会のコア・メンバーの面々 自民党有志による第6回ICC勉強会が、3月14日午前8時より自民党本部リバティ2会議室で行われ、本人9名、代理43名の議員が出席した。(世界連邦日本国会委員会からの本人出席は高村正彦氏、愛知和…