国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

【特別】NHK『プロジェクトJAPAN』総合記録ポータル(適宜更新)

イメージ 1

イメージ 2

2009年4月、NHK『プロジェクトJAPAN』始動

2009年4月4日、NHKは今後3年間に及ぶ一大ドキュメンタリー・プロジェクト、『プロジェクト JAPAN』のプロローグを放送しました。二部構成の第一夜目は、第一部で日本の横浜開港から始まる150年の外交史を遡りました。第二部では、日本の平和思想の根源に焦点を当て、150年の外交史の中で日本がいかに現在に通ずる平和主義思想を生み出し、これを法制化したか、その軌跡が辿られました。


第二部のフォーカスは『人間の安全保障』

実は、第二部のフォーカスは 『人間の安全保障』です。日本外交150年の歴史の中で、世界は大きく変わり、従来の「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へと、『国家から人間へ』と、安全保障の概念が変わってきました。日本は2003年に国連の『人間の安全保障』報告書が採択される以前から、同概念を外交の基本政策に据え、日本独自の価値観外交を実践してきました。

プロローグ番組の構成

番組では、ゲストにブトロス・ガリ国連事務総長や、アマルティア・セン博士、緒方貞子JICA理事長など世界中の識者や活動家・法律家・学者等を招いて、こうした新しい国際潮流の中で日本がこれから辿るべき道を探ります。

また番組では、米ギャラップ社と合同で大規模な国際アンケートを行いその結果を公開しました。
全世界51の地域・国を対象に53,600人の男女に対して行った国際調査の結果は注目に値します。

活動家・勝見としての活動

このたび私は個人の活動として、あるいは有志の紛争予防ネットワーク『HIKESHI』のメンバーとして、WFM(世界連邦)の執行理事として、あるいは平和省プロジェクトJUMPの一員として、この番組の3年間をすべて記録すべく、その作業を開始しました。

番組公式ページには、これらの情報が記載されるか否か定かではありません。したがってこれから3年間、HIKESHIプロジェクトひいては日本のこれからの平和構築論の探求に少しでも役立てばと思い、様々な番組の記録をとり続けるようと思います。その内容について、色々と物議を呼んでいるようですが皆様も是非番組をご覧くださりご自分の目でその内容を総合的に判断してください。

以下は、放送で公開されたNHKと米ギャラップ社の国際共同アンケートの結果を「統計」として、番組取材に応えたゲストの発言を「語録」としてあらためて記録としてまとめたものです。原則としてコメントなどは交えず、番組の当該内容のみを抽出するよう心がけています。

尚、本企画へのコメントは各記事ごとに承ります。


NHK『プロジェクトJAPAN』ゲスト語録
ゲスト語録(1) - ブトロス・ガリ元国連事務総長
ゲスト語録(2) - ハーバード大学教授アマルティア・セン博士
ゲスト語録(3) - ジョージ・シュルツ元米国務長官
ゲスト語録(4) - 緒方貞子元国連難民高等弁務官
(以下、掲載予定)
[ゲスト語録(5) - 京都大学山室信一教授]
[ゲスト語録(6) - NGO「WANEP」エマニュエル・ボンバンデ事務局長]
ゲスト語録(7) - NGO「WANEP」エドワード・ジョンブラシエラレオネ支部長
[ゲスト語録(8) - リチャード・アーミテージ元米国務長官]
[ゲスト語録(9) - NGOTRANSCEND」代表ヨハン・ガルトゥング博士]
[ゲスト語録(10) - 韓国ソンゴンフェ大学歴史学ハン・ホング教授]