国際刑事裁判所(ICC)と日本 [はてな版]

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

【訳文】首相国会答弁に対する反応への返信と追加報告

Re:【速報】安倍首相が日本のICC加盟のコミットメントを再確認

ベッキーさん、返信ありがとうございます。

実はこの日本では有名な慶應大学のイベントについては私たちも関わっており、メディア支援などで協力しています。このイベントのために各種メディアに連絡をとり、(中略)などの主要メディアからも(中略)により、報道の確約を取り付けています。

また、企画の最終段階にも参画しており、パネルディスカッションなどへのより多くの専門家の参加を確保することなどで協力してきました。イベントの案内の最終稿ができるまで暫くかかったので、CICCがドイツ大使館から情報を得るまでにお報せするのに間に合いませんでした。

このイベントと同じ日の11月4日の午後、実は法政大学というもう1つの大学で、JNICCの代表としては初めての国内講演を私自身が行うことになっています。この大学の学生たちが作る国際法研究会(ILS)の要請で、毎年行われるAcademic Forumという学術研究発表会で講演を行うことになっているのです。この研究発表会では、国内法や国際法、国際関係を学ぶ学生たちがそれぞれ、国際司法の発展に関するテーマを選んで研究した内容の発表を行います。

本年度の発表のテーマの1つにICCと日本の関係と、それに関わるnon-state actor(非国家主体)としてのNGOの役割の考察が加えられ、私はこのテーマに関して講演を行うことになりました。主に、国内のICCの運動におけるNGOの役割について話すことになっています。この講演のための原稿は現在作成中ですが、ハーグのASP(締約国会議)で、皆さんに英訳したものを配布できるようにする予定です。

このほかにJNICCが関わっているイベントとして、PGAが今年の12月4日~5日(ASPの直後)の日程で東京で主催する年次総会があります。このイベントの詳細については、以下のサイトを参照してください。

地球的規模問題に取り組む国際議員連盟(PGA)─イベント案内(日本語)

貴方の仰るとおり、このように日本では、来年の批准に向けて年明けぎりぎりまで、ICCの活動がまさにてんこ盛りな状態です!

マブヘイ!