普天間飛行場の国外移設に賭けるすべての人々の『望み』を綴るシリーズ
先月の終わりから、ツイッターで知り合った縁で、オーストラリア発のWeb専用英字誌The Diplomat編集長の勧めで“Tokyo Notes”というブログを担当することになりました。The Diplomatは、欧米の政府関係者も読者層を持つ外交政策専門誌です。その中で、「日本のことを、日本の中にいる人間の視点から伝える」公式ブログが"Tokyo Notes"です。これまでの2ヵ月、同ブログに対して、沖縄の普天間基地移設問題について三回の寄稿をしてきました。そして、このたびシリーズものとして投稿してきた原文三部作がついに完成しました。三部作は、普天間基地の国外移設に賭ける国内外の人々の「望み」とそれを翻弄する日米両政府の思惑や背景を綴る内容となっています。
この三部作には、これまで国内外のメディアであまり触れられてこなかったが、ツイッター上などで国内外の識者などにより濃い議論が交わされてきた内容がふんだんに含まれています。そこで、英文だけでは日本の方々に伝わりにくいので、The Diplomatによる編集と、編集により省かれた情報を再度加味し、さらに翻訳時点での最新事情などを盛り込んだ、和訳ならぬ「超訳」をこれまで逐次公開してきました。その超訳版も、遂に三部作すべてが完成しましたので以下ご案内します。
第一弾 (原文)"Still Hopeful" ⇒(超訳)『望みを託す人々』
第二弾 (原文)"Shattered Hopes" ⇒(超訳)『打ち砕かれた望み』
第三弾 (原文)"Hatoyama's Naked Dance" ⇒(超訳) 『再生される望み』 ※
※原題は"Renewed Hope"ですが、編集の意向で変更されました。